令和7年10月9日(木)に卓上顕微鏡TM4000Plus(日立ハイテク)のデモンストレーションを実施しました。機器分析部門の主催により、教員・学生・技術職員など学内の多様な関係者が電子顕微鏡の観察・分析技術に触れ、その活用可能性を体験する機会として開催されたものです。
今回デモンストレーションで使用した卓上顕微鏡TM4000Plus(日立ハイテク)は、二次電子・反射電子による観察に加え、EDXによる元素分析や低真空モードを利用した観察が可能な装置です。従来の高真空型電子顕微鏡とは異なり、ウェットな試料や導電処理を施していない試料も観察できるという利点があります。
当日は、13:00~16:00の間を30分区切りの操作体験枠として設定し、6枠のうち4枠を事前予約制、2枠を自由操作時間帯として運用しました。予約枠はすべて埋まり、教員2名(うち1名は研究室の学生約6名を同行)、学生2名が参加しました。
自由操作枠では、通りがかった学生が気軽に参加し、装置の操作や試料観察を体験しました。
また、当日掲示したポスターが注目を集め、教員・学生・職員を含む約25名が来場し、
当初の想定を大きく上回る関心が寄せられました。



