実施報告|全国大学技術組織による理科支援プロジェクトin 能登 被災地の子どもたちへ贈る科学実験教室

「被災地の子どもたちへ学びと笑顔を」-クリーンなエネルギー源・燃料電池に出前実験-
 能登半島地震・奥能登豪雨で被災した子どもたちに、科学を通じた 「学び」と「笑顔」を届ける事を目的として、金沢大学を含む6 大学の技術職員が協力し、出前実験教室を実施しました。金沢大学は 「クリーンなエネルギー源 燃料電池で電気を作ろう」をテーマに活動を行い、10 月15 日(水)午前には,七尾市立市石崎小学校で、16 日(木)には能登町立柳田中学校(午前)および能登町立能都中学校(午後)で実験教室を実施しました。
 当日は児童・生徒が各大学のブースに分かれてさまざまな科学テーマを体験しました。金沢大学のブースでは、燃料電池や発電の仕組みをわかりやすく説明した後、身近な材料を使って燃料電池の簡易モデルを製作しました。実際にLED ライトを光らせたり、電子オルゴールを鳴らせたりして、クリーンエネルギー源である燃料電池の原理を体験的に学びました。
子どもたちは自分の手で電気を生み出す楽しさを感じ、科学の魅力や環境への関心を深める貴重な時間となりました。